この度、奥沢中学校避難所運営委員会の本部長として務めさせていただくことになりました。平成7年の阪神淡路大震災をきっかけに、奥沢・東玉川地区区民防災会議の一員として訓練に参加しながら活動してきましたが、避難所の環境はかなり厳しいことをしっかりと認識しながら、区の方針の在宅避難を啓発しつつ、委員の皆さんと協力していざという時に備えていきます。
今年は40団体の皆さんから、それぞれの課題やご意見を伺い、私たちもしっかり勉強させていただき、区政に反映してまいります。
4年ぶりの奥沢交和会盆踊り大会に向けて、子どもたちの太鼓練習が始まりました。20年近くになりますが、毎回人気で定員40名の申し込みはいつもいっぱいになります。太鼓5台は学び舎の3校からお借りし、古タイヤ37個と合わせて、奥沢小学校の音楽室で練習させていただいてます。交和会の青年部が一致団結、すっかり定着しましたが、何といっても十数年前小学生として参加した子たちが、今は社会人・大学生・高校生になって指導者として協力してくれ、頼もしい限りです。
私の母校奥沢中学校男子バレーボール部が都大会に出場したそうです。結果は惜しくも負けてしまったようですが、同窓生として、猛暑の中頑張った部員の皆さんの健闘を讃えたいと思います。
7/14 視察3日目は呉市の小中一貫教育と防災教育です。全国に先駆けて市内全中学校区で小中一貫教育の導入について市役所で説明を受けましたが、中学校と小学校が同じ敷地にある「一体型」、離れた場所にある「分離型」、そして9年間の学校教育目標を設定し、9年間の系統性を確保した教育課程を編成・実施した「義務教育学校」があります。ひととおり説明を受けた後、平成30年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた、呉市天応地区に開校した義務教育学校の天応学園を視察しました。復興のシンボルとして防災教育を柱とした学校づくりを推進するとともに、災害時の避難所機能としての地域の防災拠点の役割も担っています。近年、頻発化・甚大化する自然災害から、児童生徒が自分の命を守ることができる防災教育は大変重要であることを再認識しました。
7/13 2日目の午後は豊中市立南桜塚小学校での、インクルーシブ教育についてです。豊中市は全国に先駆けて障害のある子どもたちも、地域の学校で一緒に学べる環境整備を進めてきました。世田谷区のインクルーシブ教育を一層推進するうえで大変参考になりました。
7/13 視察2日目午前中は大阪府立西成高等学校の<人権教育について>です。大阪府からエンパワメントスクールの指定を受け、習熟度別授業や、少人数授業、社会での暮らしや仕事を意識した特色あるカリキュラムの実施など、個々の状況や進路希望に応じた学習活動を進めるなど、独自の取り組みを進めています。世田谷区では、「いじめを生まない、許さない学校づくり」を進めており、いじめの未然防止や早期発見、深刻化防止に向けた対策の参考になればと思います。
7/12 初日は名古屋市立日比津中学校の校内フリースクールを視察しました。市内30校に校内フリースクールを設置し、「校内の教室以外の居場所づくり事業」を推進しています。空き教室などを活用し専任教員による学習指導や適応指導を行うとともに、生徒自身が1日の過ごし方を決められるようにするなど、一人ひとりの状況に応じた支援に取り組んでいます。世田谷区でも不登校児童生徒が増加する中、今後の対応がとても重要です。写真は空き教室を活用した居場所「ひだまりルーム」です。
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